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逝く

12-03,2016


去る11月26日か27日、ムーさんが逝きました。

「か」

というのは、泊まりで両親の所に行っている間、独りで逝ってしまったからだ。





27日もいつもと同じように夜中に帰ってきたので、
寝ている息子を旦那さんが抱っこし、薄暗い中、私が寝室の戸を開け、
ムーさんのおしっこがないか確認してから部屋に入りベッドに息子を寝かせようとした。





部屋に入る前、携帯のライトでペットシーツを照らす

たまに床でおしっこをしてしまうので、居ない間はどこでしても構わないようにペットシーツをそこらじゅうに敷き詰めていた

どこも濡れていない

・・・

ムーさんの猫ベッドに明かりを照らす

いない

猫ベッドに寝ていないわけがない

山盛りにしてあったカリカリを見る

山盛りのままだ

1泊2日の間、一度もおしっこをしていないわけがない

1泊2日の間、一度も食べていないわけがない

その間、0.何秒

わたしはその姿を見る前にムーさんが死んでしまったことを悟った





ムーさんを探す

人間ベッドの脚の隅、壁と脚の隙間、床の上で横たわるムーさんを見つけた

呼吸を確認するまでもなく、心音を確認するまでもなく、死んでいると分かった





声にならない声が出た





独りで逝かなくてもいいのに
寒い時に寒い所で逝かなくてもいいのに

出かけなきゃよかった
泊まらなきゃよかった

考えても後悔してもしょうがないことが頭をぐるぐる





取り返しのつかないことをしてしまった





先代猫は食べなくなって、動けなくなって2日で亡くなったから
ムーさんは食欲はあるし、ヨロヨロの足取りだけどまだ動いているからまだだと思ってたんだ
細く小さくなってくムーさんを見ながらもきっとどこかでこのままの状態が続くと思っていたんだ





私は結婚後、離れて住んでいた先代猫を一緒に住んでいる家族の誰でもなく
「もう動けない」という連絡で駆けつけたわたしが看取った
それなのに
17年も一緒に住んでいたムーさんの最期を看取れなかった
一緒にいてあげられなかった





ムーさんを抱き上げる





その体は既に冷たく、固い

一体死んでからどのくらい経ったらこうなるんだ

なんだんだ、一体

死ぬってなんなんだ

猫ってなんなんだ





20161203_1.jpg





使われなかったペットシーツの上にムーさんを置き、居間に連れて行く
旦那さんに抱かれたままの息子はいつのまにか起きてしまい、
わたしの泣いている姿を見て不安そうにしていた





写真撮らなきゃって思って写真を撮る
ナナも連れて来て写真を撮る





20161203_2.jpg





夜中に何やってんだ、あたし

一通り撮って気が済んだらムーさんのベッドを持って来てそこに寝かせた

2週間ほど前から寝ている時に右目が開いたままで閉じなくなっていたから
目を閉じようとしてももう閉じないんだ

まあいいか

そっか、目が閉じなくなったというサインをムーさんはくれていたんだ

今更気づいても遅い

猫ベッドに置くと本当に寝てるみたいだった
でも体は冷たくて固いんだ

本当なんだ

ムーさんは死んじゃったんだ





老いて行く姿を見せてくれていたのに、死への準備期間をくれたのに私は全く心が付いていかない

ムーさん、ウェットフードは君とはんぶんこじゃないとナナには多いよ

ムーさん、もう一度声が聞きたいよ

ムーさん、もっと写真を撮ればよかったよ

ムーさん、さみしいよ

ムーさん

ムーさん

ムーさん、悲しいよ





20161203_3.jpg

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虹の橋

12-03,2016


「虹の橋に旅立った」という表現を目にするけれど、
本当のところ、それが何なのか知らずにいたので調べてみた。




「虹の橋」(Rainbow Bridge)とは、作者不詳の散文詩で、
飼っていたペットとその飼い主とが再びめぐり合う架空の場所のことです。
詩が綴られた正確な時期はわかっていませんが、ペットロスに陥った動物愛好家の間で広まり、
最初はアメリカで流布していたものが次第に世界中に広がって、日本でも知られるようになってきました。




飼い主にこよなく愛されていた動物は全て、この虹の橋に集まります。

誰もが皆、走り回ったり遊んだり出来るよう、ここには草原や小高い丘があります。

食べ物も飲み水も豊富にあり、太陽が暖かく照り付けてとっても心地よい場所です。

病気や老いで弱っていた動物たちは、全て元の元気な体に戻ります。

傷ついたり体が不自由だった動物たちも、全て健康で活力に満ちた体を取り戻します。

それはちょうど、飼い主がペットが元気だった頃を懐かしむときの姿です。

動物たちは皆満ち足りており、何の不満もありません。

でも、たった一つだけ、気がかりなことがあります。

それは一緒に虹の橋に連れてくることの出来なかった、飼い主であるあなたのことです。

動物たちはみんな仲良く集まってはしゃぎ回りますが、

そのうちふと足を止めて遠くを見つめるときが来るでしょう。

やがて瞳がらんらんと輝き、体が震えだしたかと思うと、

突然仲間のもとから離れて緑の草原を駆け抜け、飛ぶように走りに走るのです。

そう、あなたを見つけたのです。

特別な感情で結ばれたあなたと友達は、とうとうこの場所で再会を果たし、

もう二度と別れることのない新たな出会いに胸を躍らせます。

友達はあなたの顔にキスの雨を降らせ、

あなたも懐かしい友達の体を撫でて長いこと見ることの無かったその瞳を見つめます。

片時も忘れることの無かったその瞳を。

そうしてあなたと友達は、共に虹の橋を渡るのです。




結局はただの詩だったとしても信じることで心が救われるのであれば私は信じたい。

信じた方が心が楽だからだ。
信じた方が心が安らかになるからだ。

「虹の橋」とは
そうあったらいいなと飼い主の誰もが思う素敵な詩だった。
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